温泉を楽しめる歓びをかみしめて| マンガで知るみんなの物語【明日の乾癬 by UCBCares】

マンガで知る みんなの物語

ストーリー12

温泉を楽しめる
歓びをかみしめて

Comic | Story

60代女性 / 仮名:松本 文子さん

若い頃より温泉巡りを趣味とし、全国の主だった温泉を制覇したいとまで思っていました。

しかし、乾癬を発症してからというもの、足がすっかり遠のいてしまいました。ところがあるとき、友人からお誘いが。渋っていたものの、だんだんその気になり、オフシーズンを狙って近場の温泉へ行きました。

症状はやや落ちついていたので、人目に耐えれば、落屑で迷惑をかけることはないと思っていました。いざ浴場に行くと、目線が気になるだけでなく、小さな話し声が自分のことを言われているように感じました。気分転換にきたはずなのに、どうしてこんなに居心地がよくないんだろうという気持ちになり、ゆっくり湯舟につかることなく、友人をおいてすぐに浴場を後にしました。悲しくて、悲しくて、誰の視線も感じないよう、うつむいたまま友人を待っていたことは今でも鮮明に覚えています。

あれから何年も経ち、今では堂々と温泉に入れるようになるほどまでに症状が改善しました。趣味を楽しむことができる幸せを、今改めてかみしめています。

乾癬患者インタビュー:
乾癬と診断された患者様100名に対する
アンケートによるインターネット調査
調査期間:2019年6月7日~6月10日
ユーシービージャパン株式会社調べ

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