ビンゼレックスについて
ビンゼレックス®の作用により
皮膚や関節の炎症を防ぐことで、
乾癬や乾癬性関節炎の改善が期待される
尋常性乾癬、膿疱性乾癬、
乾癬性紅皮症の作用機序
乾癬性関節炎の作用機序
乾癬は、IL-17AやIL-17Fなどの免疫にかかわるサイトカインによって皮膚に炎症が生じます。ビンゼレックス®は、IL-17AやIL-17Fに結合して働きを抑えることで乾癬の症状を改善します。
※サイトカインとは、からだを細菌やカビから守る物質の1つです。しかし、大量につくられると皮膚の炎症や関節の腫れなどを引き起こす原因になります。
尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症の作用機序
乾癬性関節炎の作用機序
以下の病気にかかったことのある方は、
ビンゼレックス®の投与前に必ず
主治医にお申し出ください。
結核
結核を活動化させるおそれがあります
炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎を含む)
炎症性腸疾患が悪化するおそれがあります
以下に該当する方も主治医に
お申し出ください。
現在感染症にかかっている、
もしくは
感染症が疑われる方
感染症が悪化するおそれがあります
妊娠または妊娠している
可能性のある方
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合に
のみビンゼレックス®による治療が可能です
授乳中の方
治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮して、
授乳の継続または中止が検討されます
これまでに生物学的製剤の
投与を
受けたことのある方
可能であれば使用したことのある薬剤名をお伝えください
尋常性乾癬、膿疱性乾癬、
乾癬性紅皮症
通常、1回320mg(160mg製剤2本または320mg製剤1本)を初回から16週までは4週ごとに皮下注射し、以降は8週ごとに皮下注射します。
※患者さんの状態によっては、16週以降も4週ごとに皮下注射する場合があります。
乾癬性関節炎
通常、1回160mg(160mg製剤1本)を4週ごとに皮下注射します。
すすめたいと思う度合を0-10で表して下さい