【簡単&スッキリ】今日から始めるヨガストレッチ習慣① 肩こり予防編
明日の乾癬 by UCBCaresが提供する「暮らしのヒント」では、TIPNESS(ティップネス)とコラボレーションし、ハードな運動が苦手な方や心身共に整えたい方向けのヨガをお届けします。今回は「【簡単&スッキリ】今日から始めるヨガストレッチ習慣① 肩こり予防編」です。
肥満は乾癬の症状や治療に影響していることがわかってきました。肥満自体がさまざまな病気を招く要因にもなります。肥満の予防と改善に大切なのは、やっぱり運動。そこでTIPNESSのカリスマインストラクター・福池和仁さん監修のもと、無理なく行える1セット・5分程度のヨガストレッチメニューを考案しました。“ハードなエクササイズはなかなか続けられない……”という方も、まずは日ごろから気になっている不調や部位から気軽にトライしてみてください。
肩こりは、揉むだけでは解決しない! 肩まわりの筋肉をほぐしていこう
日本の国民病と呼ばれ、年齢や性別を問わず、悩みを抱えている人が多い“肩こり”。TIPNESSで数多くのエクササイズを考案してきた福池さんは、今回ご紹介するヨガストレッチについて、こう解説します。
TIPNESS 福池さん
「厚生労働省の『国民生活基礎調査』によると、日常生活の中で自覚している症状の中で、女性の第1位、男性の第2位、全体で一番多い症状が“肩こり”です。肩こり解消のために、凝っている箇所を揉んだりさすったりするだけでは何の解決にもなりません。肩まわりの筋肉をストレッチでほぐしてあげることが大切です。肩こりを起こしている背中側の筋肉にもアプローチし、動きが鈍くなった肩甲骨の可動域を広げることで、肩こりが軽減しますし、猫背や巻き肩の解消にもつながりますよ」(福池さん)
ストレッチを行う時はできるだけゆったりとした服装で行いましょう。呼吸を止めずに、無理なく、体が気持ちいいと感じるポーズを心がけてください。
〈腰のストレッチ〉伸ばす筋肉……体側(広背筋)
1.正面に立ち、左足を斜め後ろに引く。 2. 右腕は下ろしたまま、左腕を頭上に高く上げ、脇の下から腰あたりにかけた体の側面「体側」を伸ばす。伸ばす際は、腕を上下に引っ張りあうイメージで、30秒キープ。 3.反対も同様に行う。
「日常生活でなかなか動かすことのない体側を伸ばすと、広背筋(こうはいきん)という、背中の中で最も面積が広い筋肉に効率よくアプローチできます。広背筋は、肩まわりの筋肉に繋がっているので、最初にほぐすことで、次のストレッチの効果が高まります。腕が上げづらい人はできる範囲でOK。続けていればどんどん上がるようになりますよ」(福池さん)
〈肩のストレッチ〉伸ばす筋肉……肩まわり(僧帽筋、棘上筋)
1.体の後ろに左腕を回し、左腕の手首を右手で持つ。
2.無理のない範囲で、左側に引っ張りながら、首を左へ傾けて、30秒キープ。 3.反対も同様に行う。
「肩こりの原因筋No.1と言われる、首の後ろから肩、背中まで広がる僧帽筋(そうぼうきん)の緊張を緩めるストレッチです。片方の手で引っ張ることで、適度な刺激を与えられ、僧帽筋の下にある棘上筋(きょくじょうきん)にもアプローチでき、肩まわりの柔軟性を一気に高めることができます。肩が上がらないように注意して、首の横から背中を伸ばしましょう」(福池さん)
〈背中のストレッチ〉伸ばす筋肉……肩甲骨まわり(菱形筋)
1.足を肩幅に開き、つま先を外側に向ける。両肘を肩の高さに持ち上げ、手の平を内側に向けて、胸を開く。
2.つま先を内側に向け、両膝をつけながら、お腹を覗き込むように背中を丸めて、手の甲をおへその前で合わせる。 3.1と2を10回ゆっくり繰り返す。
「肩甲骨と背骨の間ある菱形筋(りょうけいきん)は、胸を開いたり、閉じたりするときに使う筋肉です。このストレッチで菱形筋を伸び縮みさせることで、デスクワークで凝り固まった肩甲骨を正しく、しなやかに動かせるようになります。肩甲骨まわりの筋肉をリセットすることで、肩こりが一気にラクになります」(福池さん)
肩こりをそのまま放置しておくと、頭痛や手のしびれ、四十肩、五十肩などにもつながっていくので、早めに対処していきましょう。また、肩甲骨まわりには、脂肪燃焼を促進する働きがある「褐色脂肪細胞」が集まっていると言われているので、このヨガストレッチをすれば、自然と痩せやすい体になっていきますよ。
フィットネスクラブTIPNESS
“健康で快適な生活文化の提案と提供”をモットーに、経験豊富なインストラクターが多数在籍し、一人ひとりの体づくりを丁寧にサポートする総合フィットネスクラブ。最新の設備を整え、バラエティー豊かなプログラムやスタジオレッスンが魅力です。ヨガ、ストレッチ、ダンス、筋トレ、マインドフルネスなど圧倒的なラインナップで展開しています。
PROFILE
福池 和仁さん(メニュー監修)
株式会社ティップネス コンテンツ開発部 シニアスペシャリスト。ティップネスの大人気インストラクターとして活躍後、複数店舗の支配人を経て、本社勤務に就任。商品開発や人財育成に携わり、数多くのエクササイズを開発。また、日本テレビ系「oha!4 NEWSLIVE」「バゲット」など、様々なメディアで、誰でも簡単に取り組める運動を提案し「日本を元気に健康に!」を推進中。他テレビ、書籍のエクササイズ監修多数行う。
PROFILE
若月 穂波さん(インストラクター)
ティップネスの大人気インストラクターとして店舗でレッスン指導を担当すると共に、日本テレビ系「バゲット」など、様々なメディアでわかりやすいエクササイズを提案中。学生時代は陸上部に所属し、棒高跳びで全国9位の実績を持つ。(現在も体脂肪率8%台)。レッスン指導のモットーは「笑顔」。「笑顔でいることは気持ちを前向きにさせる」との信条のもと、時間をつくってクラブへ。来てくださった皆様が、1人でも多く笑顔になってもらえるように、日々レッスン指導を行っている。
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